十人十色恋模様

「一麻。それに……木山さん」


彼らは私の存在に気づくと手を振りながら近づいてきた。


「やっと来たか、三崎」


「突然すみません。あの、今大丈夫ですか?」


どうやらこの2人は私を待っていたみたいだが……なぜ?


「私に何か用??」


2人に向かって疑問を投げかけると、すぐに答えは帰ってきた。


「三条のこと」