十人十色恋模様

「三崎、こいつは九廉」


「わ、私に彼女の紹介なんていらないんだよ!」


「はぁ……」


完全に誤解している。


「こいつは彼女じゃない。それと男。お前をからかっているだけだ。安心しろ」


「……へ?男?」


ぽかんと口を開けて間抜けな顔になる三崎。


「つうか、お前も変な誤解させてんじゃねぇよ!」


「ごめんごめん」


「謝る気ないだろ。ほら、自分で誤解を解け!」


「はーい」