十人十色恋模様

「というか、俺のことはどうでもいいんだよ。お前の相談って何?」


「あ、それなんだけどね」


モジモジしながら恥ずかしそうにする九廉。


しばらく宙を見ていた視線が俺と合うと、意を決したのか話し出した。


「好きな人が……出来たんだけど」


「どんな子?」


「この子……なんだけど」


そう言って写メを見せてくれる。


そこに写っていたのは可愛らしい女の子だった。


制服が女子校のものだったため、九廉とは学校が違うことがわかった。