十人十色恋模様

そんな私の相談にも満たない話が終わった5分後、話しすぎてすぐに飲み物がなくなった私は自動販売機の前に立っていた。


「水にするべきか、お茶にするべきか」


私は何を飲むか悩んでいた。


「ここはボタンを2つ押しして、出てきた方を飲むか……」


左指にお茶のボタン、右指に水のボタン。


そのボタンを同時に押す。


ガコンと音を立てて出てきたのは。


「水のようだね」


後から声がしたので振り返ると、そこにはキラキラオーラを放つ蜂須匡也(はちすきょうや)がいた。