「よっ!お前良くこの桜の木見に来てるよな…!?お前も桜好きなのか?俺もすげー好き!」



そう思い切って彼女に話かけた。



振り返った彼女は上手く言えないけどとても綺麗だった。



「お前、名前は?」




「さくら…相沢(あいざわ)桜」



桜…思えばこの日から桜のことが好きだったんだと思う。