「は!?バイトぉー!?」
次の日、朱莉に報告すると
朱莉も驚いた顔をしていた。
そりゃそうだよね。
「クリスマスにバイト入れる彼氏なんているわけ!?」
「それが峻くんです。」
「あの流川だよ!?
ひかる大好き人間が普通入れる!?」
「いれたみたいです。」
無いわーあり得ないわーと朱莉はブツブツ言っていたけれど。
あの一件があったからかな。
峻くん、少し気持ち冷めちゃったりしてるのかな…?
離れたのは私。
峻くんの気持ちが冷めてしまっていたとしても私にとやかく言う権利はない。
でも…
分かってるけど…
「…やだよ…」

