生徒会長をぶっ飛ばせ!~セカンド・マッチ~




うぅ…



なんか不安になってきました…



マジ不安です



超不安です



私は不安な気持ちいっぱいで温泉旅館に着いたのであった





「わーい!温泉だぁー。温泉だぁー」



黄鳥先輩楽しそうですね…



車から出た黄鳥先輩がクルクル回っていた



私はというと…



「…」



「…重っ…」



「なっ!!文句言わないでくださいよ!!しょうがないじゃないですか、ろくに歩けないのに温泉に連れて来る方が悪いんです!!」



私は会長におんぶさせられている状態だ



前から見ると、会長が大きな毛布の塊を負ぶってるように見えるのはまぁドンマイ




「みんなー」



旅館から立花先輩が駆け寄ってきた




「よぉ、一樹!用意はしたの?」



「お前、急すぎ。もちろん、用意したけど…」



なんで立花先輩がここに?