で、今に至るってわけ
いつのまにか私は山中を走っている車の中に居たって訳
しかし、風邪人も連れてくるとは…
黄鳥先輩は何を考えてるのでしょうかね?
「つぐみちゃん、大丈夫?」
「うん、これ暖かいから」
起きたら、なんか暖かい毛布が私に包まれてあった
きっとゆんちゃんがかけてくれたんだー
「まるでだるまだな」
ピキッ
私は声をした方を睨んだ
もちろん言ったのは私の前の座席に座ってる会長
お前のせいでもあるのに心配さえしないのかよ
私、彼女なのに悲しい…
てか、私たちって付き合ってるの?
今頃になって不安になる私
そういえば、あの時から会長の気持ち聞いてないし…
恋人っぽいことしたことない…

