生徒会長をぶっ飛ばせ!~セカンド・マッチ~




で、今に至るってわけ



いつのまにか私は山中を走っている車の中に居たって訳



しかし、風邪人も連れてくるとは…



黄鳥先輩は何を考えてるのでしょうかね?



「つぐみちゃん、大丈夫?」



「うん、これ暖かいから」



起きたら、なんか暖かい毛布が私に包まれてあった



きっとゆんちゃんがかけてくれたんだー



「まるでだるまだな」



ピキッ



私は声をした方を睨んだ



もちろん言ったのは私の前の座席に座ってる会長



お前のせいでもあるのに心配さえしないのかよ



私、彼女なのに悲しい…



てか、私たちって付き合ってるの?



今頃になって不安になる私



そういえば、あの時から会長の気持ち聞いてないし…



恋人っぽいことしたことない…