竜彦は受話器の向こうで焦りながら、私を慰めた 『母さんのいる病院がわからない?』 「うん…竜彦知ってる?」 『まぁ…たぶん近くの病院の産婦人科だと思う。そこにいる医者さんに俺たちが生まれた時もお世話になったって…』 近くの病院… 「ありがとう、竜彦!すぐ行ってみるよ!」 ガチャンッ 私は電話を切り、急いで病院へと向かった 母さん… 息を切らしながら、私は病院に入り、受付に行った 「あ、あの…産婦人科って…ど、どこですか?」 きっつ…さすがの私でもこれだけ走ったら…