そんなことも気付かないつぐみは波の頭を撫でていた
「この子、私の近所の子なんですよ。昔から弟のように可愛がっています」
「弟のように可愛がられています」
つぐみと裏腹に波はもう投げやり状態だった
波もこの異様なオーラに気付いたようだ
「…ねぇ、なみみんって本当に男?」
突然、黄鳥先輩がそんなことを聞いてきた
「えっ…何言ってるんですか?黄鳥先輩…」
「だって、前のかおるんの件だってあったからさ、確かめないと」
そう言って、チラッと謙を見た
?…謙がどうした?
そういえば、さっきから不機嫌そうだけど…
まっ、いっか
「じゃあ、確かめてみますか?」
「うん」
「じゃあ、畠君。別室で確認お願いします」
「俺が!?」
いきなり話を吹っかけられ、吃驚している

