生徒会長をぶっ飛ばせ!~セカンド・マッチ~




「だから、今は行けません!」



「なんでよ!!いいじゃん!!ゆずるんとつぐみん、仲直り記念ってことで!!」



「それとこれとは話が違います!!」



「うわぁーん、もういいもん!!納得してくれないならことりん自殺してやる!!」



なんでそんなことぐらいで?



ガラッ



黄鳥先輩が窓を開けた瞬間、とてつもなく冷たい風が生徒会室に流れ込んできた



寒っ!!



水を全身に被ってしまった私は余計に寒く思えた



うぅ…



なんかガタガタしてきた…



あの二人ったら、こっちには気にも留めず口論っすか…



ふっ、私、会長の彼女やめおっかなー




「つぐみちゃん!って…」



「あ~…ゆんちゃん…」



ゆんちゃんがジャージとタオルを持っていて生徒会室に戻ってきた



私はもう寒くて寒くて…