ジンジンと痛む耳を押さえながら、涙目で公式を解こうとしていた
鬼…
そう思いながら、勘で問題を解く
合ってる確実はまずない
でも、すこしでも書いとかなきゃまた耳を引っ張られる
殴り書きで解答欄に答えを書く
それでどのくらい合ってるか…
見ものですね…
私と林君は同時に謙から出された課題を終わらせた
まったく自信がない私に対し、林君は涼しい顔をしていた
えっ!?何!?ついに御馬鹿は私だけになるの!?
はわわわ~、ゆ、謙の反応が気になる…
採点している謙の顔を見ると、緊張する
どうしよう…どうしよう…
緊張した空気が教室を覆いつくす
「…」
「…」
「…」
沈黙三拍子?じゃねぇ!!
なんか異様に静かじゃない?

