ソーッと謙から視線を逸らす私
隣では林君が一生懸命解こうとしているけど、でもね林君…
私たち、何もわかんなのだよ…
「おい、お前も少しはやったらどうだ」
シャーペンで私の頬を突っつく謙
やっ…だから…わからないのだよ…
もうこの数学の問題がどっかの国の言葉みたいで…
やっぱり、私は手芸とか料理のほうが好き…
「人の話、聞いてるのか?おい!!」
「いたっ…いたたたっ…」
いきなり耳に痛みが走った
どうやら、謙が私の耳をすごい力で引っ張ってるらしい
耳が千切れる…
「き、聞こえて?ますよ!!」
「なんで疑問系なんだよ!!」
そんなの私が知るわけないでしょうが~~~!!
つい口から咄嗟に出たの!!

