連れてこられた職員室で信じられない言葉を聞いた



「「はぁ!?留年!?」」



私と林君は声を一緒にはもらせた



てか、りゅ、留年って…



「なんで?冗談でしょ!?」



「そうだよ、俺らの成績ってそんなに悪いのか!?」



私たちは次々と文句を先生に向かって言った



そしたら…



バンッ



「お前ら…文句言うのは自分の成績を見てからにしろ…」



机に叩きつけられたのは今までの私たちのテストの成績…



どれもなんとかギリギリ平均を取ってるか、一桁…



「これを見てどう思うか?」



「「…」」



私たちは顔を見合わせた



どうっていわれても…




「この一年間よくここまで頑張ったなぁー」



「俺もそう考えます」



「ほぉー…」



先生は笑いながら私たちを交互に見た