生徒会長をぶっ飛ばせ!~セカンド・マッチ~





「い、言いますから放して下さい!!」



私がそう叫ぶと、謙はすぐに放してくれた



あぁー、痛かった…



絶対腫れてるよ…元々ブヨブヨなほっぺなのに余計そうなっちゃうよ…



「放してやったんだから、教えてくれるよな?」



「あっ…」



目の前には極上の笑顔…



いつもなら私でもドキッてするよ、悪意も見えないこの無邪気な笑顔に…



だけどね、同じ無邪気でも時と場合によって違うの



だって、謙は気付いてるはずだよ?



私が不機嫌だったのは、ヤキモチ焼いてたってことぐらい…



「あの…その…」



「どうした?言えなくなったのか?」



「そんなんじゃないんですけど…」



絶対知ってるよーー、てかワザとだ!!



私が言えないって知ってて…



視線を謙から逸らし、どうしようか考えた




しょ、正直に言ったほうがいいのかな…?




でもそれじゃあ恥ずかしいし…