ガタガタと震える手足
これぞまさにライオンに食われる前のしまうま
もちろん私がしまうま
謙がライオン
「お前…さっきまでどこにいた?」
謙が私の前に座り込み、私の顔を覗きこんだ
はわっ…
えっと…えっと…
「保健室です」
「嘘つけ、お前保健室に出入り禁止だろう?つい最近俺がそう命令したはずだが」
うっ…まんまと交わされた
てか、そんな命令いつされたんだし
私は小さな脳細胞で必死に考えた
あれ?でもなんで私いい訳しようとしてるんだ?
音楽室にいったことは私にとって不利な状況じゃないじゃん
「えっと、音楽室にいました」
「何のために?」
「………」
そういえば、何のために?

