私はオドオドしながら、みんなを交互に見た
「あの…これ…」
顔を真っ赤にしながら渡してきたのは綺麗にラッピングされている箱
「えっ…私に?」
「はい…」
・・・・・・・
今日はバレンタインだよね?
女の子が好きな異性にチョコをあげる日だよね?
私はしばらく思考が止まっていた
気付いた時には私は腕いっぱいの箱を抱えていた
い、いつのまに!?
「さすが、私のつぐみね♪超モテモテ」
「いや…えっ…?」
やっぱり状況をつかめていない私
もう何がなんだか…
その後、私の下駄箱の中、机の中、ロッカーの中には大量のチョコが…
ねぇ、これってもしかして謙用?
ずっと昔に謙が自分に渡すものは必ず私を通さなきゃいけないって変なこと言ったから…
私はきっとそうだと思い、一個の箱の中身を見た

