ゆんちゃんはチョコを細かく切り始めたが、黄鳥先輩はお湯の中にチョコを放り投げた
「ちょっ!!黄鳥先輩何してるんですか!?」
「何って…チョコを溶かしてるんじゃん」
「だからって…」
私は少し呆れた
これじゃあ、チョコがチョコ水になっちゃじゃん
「黄鳥先輩、手作りチョコってどう作るかわかりますか?」
「うん。溶かして、冷蔵庫で固めるんだよね♪」
「だったら、どうして…」
お湯の中に丸々チョコを一枚入れるかな…?
あぁ、高級板チョコが勿体無い…
「あのですね、チョコはお湯にそのまま入れるのではなく、お湯の入ったボウルの上に細かく切ったチョコを入れたボウルをのせて、でヘラで混ぜるんです。溶かすときに牛乳や生卵、生クリームを入れても美味しくなりますよ」
「へぇ~…」
へぇ~って小学生でも知っている常識を何故知らないかな…?
黄鳥先輩に包丁を持たせるのはあまりにも危険だから、私とゆんちゃんでチョコを細かく切っていった
「…つぐみんとゆんちゃんって今年は誰にチョコあげるの?」
後ろで板チョコを食べながら黄鳥先輩が聞いてきた

