このままじゃまるで私が黄鳥先輩を泣かせたようなもんじゃない
違うのよ、黄鳥先輩が勝手に泣き始めたのよ!!
「ことりん…やっぱ…無理だよ…」
「はっ?」
黄鳥先輩がしゃっくりを飲み込みながら途切れ途切れに言った言葉がこれだった
無理って…
ここまでやって!?
「な、何でいきなり!!」
「だって…ことりん…そんなに素直じゃない…素直じゃないんだよ…」
黄鳥先輩の瞳から溢れんばかりの涙が溜まっていた
私はオロオロ
「小さいころからそうだった…。本当の感情を出さないで大人ぶって…、よく父さんを困らせた」
私は黙って黄鳥先輩の話を聞いた
「今はまだマシなほう。高校に入っていじりがいそうな子が入ってきたし、とっても楽しいし」
いじりがいって…私ですか?
少し疑問を持ったが、話を聞くことに
「でも、一樹の前じゃ素直になれないよ…」

