「終点ですよ」



「嘘!!」



私は起き上がって、バスを出た



ここ何処…?



うわーーー、完全に寝過ごした!!



「運転手さ…っていねぇーーー!!」



これからどうすりゃいいのさ!!



その時…



「つぐみ、つぐみ」



へっ?



私は声がした方を見た



「お、お婆!?」



「久しぶりね~」



いるはずもないお婆が…



私は目を擦った



「な、なんでお婆がここに…?」



「つぐみが寝過ごすだろうと思ってね、終点まで迎えに来たのよ」



「わー、お婆有難う!」



すっごく優しい私のお婆