足がジンジンする…
痛い…
「…どうした?」
会長が心配そうな顔で私を覗き込んだ
だ、駄目…
今、痛いって言ったらデートが台無しになっちゃう
「いいえ、何でもありません」
私はできるだけ笑顔で答えた
少しくらい無理しても大丈夫
この時間を少しでも楽しみたいから
私は痛い右足を出来るだけ使わず歩いた
右足を小またで歩けば、なんとかなる
でも、時間が経つにつれ少しずつ痛くなっている
必死に我慢するけど、冷や汗をかいてしまう
出来るだけ会長には気付かれないように
気付かれたら、帰れとか言われる
そんなの嫌だ…

