卒業 – 恋 –

委員会の空き教室に着いた。

空き教室のドアには、百均で購入したというコルクボードに『卒アル編集部』というかのんの可愛いらしい字が書かれてある。

ガラッとドアを開けると、まだそこには誰もいなかった。

この部屋は、教室というよりかは準備室?って位の広さで、白いローテーブルと、イスが5個と、あとはなんかロッカー的なのがある。

私はイスに腰掛けると、颯太も腰掛けた。

「 あ、昨日持って帰ったの出来た?」

颯太が聞いてきた。

「あぁ、出来たんだけど…」

昨日持って帰った写真ページは、夜に仕上げたんだけど、残りの一枚をどっちにしようか迷っていたのだ。

私はバッグからそのページを取り出した。

「こっちとこっち、どっちがいいかな?」

私は二枚の写真を見せた。