期限切れの和菓子を

ただ、どうしようもなく愛しくて...
涙が溢れて、止まらなかった。
彼が死んでしまった悲しみと、
子供達の優しさと、
彼に「愛してる」って、
伝えられない悔しさと。
いっぱいいっぱいになって、
次から次へとあふれでて、
目が腫れるまで泣いてしまった。
「はぁ...」
泣きつかれて、息をはく。
彼からの最後のプレゼント。
もう、食べることはできないけれど。