甘やかして、私だけ




「なんだか、眠くなってきた…」


とことんマイペースな自分が面白いくらいだよ。。。




かすむ目で時計を見るも、


寝るにはまだ、


早めの時間で・・・





この布団なんだか落ち着くんだもん




私、自分の匂いが付いたベットで寝るのが一番好きなのにぃ・・・





睡魔により、意識が途切れそうになったとき・・・






”ガチャ”



鍵を開け、ドアを開ける音が微かに聞こえる




”たっ…たっ…たっ…”


と聞こえる足音は何かを配慮しているようで






あ。そーいえば、キッチンの電気消しちゃった・・・

先に帰って来たなら付けとくべきだったよね





眠気で動けなくなった体で、後悔するも




ん?



近くに気配がする・・・。






「…寝てる?」




そう、小さな声が聞こえた



その声はずっと聴きたかった声で・・・





だけど、


私はとことん素直じゃない…



「”ふるふる”」


私は、枕に顔をうずめたまま少し首を振る





完全に眠気さめたけど・・・




簡単になんて起きれない・・・