甘やかして、私だけ

:*:*:*:*:*:*~~





「うわぁ~~かわいい!
あっ今!!ちょうだいってした!!三村くん見えてた?!」


早速入園してすぐにかわいい動物がたくさん!!

本当は動物大好きだからついテンションがあがってしまう




「はいはい。ちょっと落ち着いて~
でも、喜んでくれてよかった。無視されてる時はどうしようかと思ったよ」



私も、最初はいきなり連れでいかれてびっくりしたよ・・・





「うんうん。かわいい!癒される~♪」


もふもふな毛とクリクリな目を見ているとつい笑顔にになってしまう


「俺も癒される~♪」

「いや、三村くん動物全然見てないじゃん…」


なんか、さっきから視線感じると思ったら三村くんめっちゃこっちみてる



「いいのいいの。俺、超動物園を満喫してるから」

「そうなんだ・・・」


・・・へんなの。




「それより、あかねちゃん、あっちも行ってみよう?より自然に近い所で野生に近い動物が見れるんだって!」


「え!すごい!何がいるんだろう?」


「さぁね、いってからのお楽しみだね!!」


並んで歩きだそうとした時、三村くんの手が差し出された


「え?」

突然のことで少し驚く


「この先ちょっと危なそうだし!」


そう言われ前を見ると、確かに緩急が多い道になっていて


場の雰囲気にも背中を押され、


「あ、ありがとう」


戸惑いながらもその手を取った



ギュッと握り返されたその手は男の人ってことを意識させる


なんかドキドキする・・・


私こーゆうの本当になれてないからなぁ


どうしていいかわからないよ・・・