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次の日…



いつも通り書類をコピーするため、


いつも通りの場所にあるコピー機に向かう、


いつも通り・・・・



「…ぁぁ!!」




考えるな!!自分!!今は仕事中!!




ハッと脳裏によぎった昨日の事。。。


思い出さないように頑張っていたのに・・・!


コピー機の上で頭を抱える






朝、将くんの顔も見れなかったよ…


だって、そもそも出会いは将くんの家が見つからないとこから始まって…


そうだ、もしかすると


私はただの同居人で、ほんとはああいう子が・・・



ああああ!窓越しにみた女の子を思い出す



確かにカワイイ…



でも!私が大学の時に通っていた時から知って……いや、待てよ。



数年前初めて会った時、とんでもなくチャラかった・・・


こんな、男慣れしてない女を丸め込むのは簡単な事なのでは…?



『とりあえず住ませてくれそうな奴…あっ!』



てきな!?!?



なんでこんな将くんのこと疑ってるの、私、、、。



サイテー。かも。



「あかね先輩!コピー機に抱き着いて何してるんですか?」


「…へっ?」



そういえば温かい……



じゃなくて!不審者かっっ!!



「ところで、あかね先輩。先輩たちが週末飲みに誘ってくれたんですけど、先輩も来ますよね?」


「え?」


飲みにって……


あ!八城君は来週から次の部署にいっちゃうのか!


「うん!」


ここは先輩らしく行くか!!((




「で、あかね先輩はなにしてたんですか?」


そう、手元にある書類を覗き込んでくる八城君…


そう、最近距離が近い…‼


「って、いま、あかね先輩って言った?」

「はい!」


当たり前でしょとこちらをみるけど!


「・・・まぁ、いっか。」




なんか頭の中が疲れたよ・・・。