”ピロン”



「ん?」



メールの音に反応しベットに置いてあった自分のケータイを見る…


けど、


なんだ、将くんのケータイか…



そう何気なく将くんの方をみる




「ん?…」



将くんの寝顔のすぐ横にあるケータイが暗闇の中で明るい


そのディスプレイに出ている文字に目を奪われる…





”hanako”





「…ハ~ナ~コ?」


ハナコって花子?華子?・・・・


じゃない!!!!!



女の子!?


メールアプリの通知画面、緑の枠の中に書かれている名前は女の子の名前・・・



メールの内容は見えないけど、もしかして・・・


今日一緒に歩いてた。。。



「・・・。」



雷に打たれたような感覚に呆然とする





これはただの勘違いなのだろうか・・・