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私は、麦茶片手に先ほどの本を開いてみる
「ん、ここ折り目ついてる…」
しおり代わりの折り目につられページを開く
そのページのタイトルは
”彼女が鈍感な場合”
ってなにこれ!私鈍感なんかじゃないんですけど!!
やっぱり、人のものは勝手に見ないほうがいいのかな…
ここまで来て心配になってきた
だって、モテる将くんがこんなもの読むなんて相当なにかあるんだと思うし
ピッーピッー
悩んで手が止まっていた時鳴った洗濯機の音
「あー!一回洗濯干そう!」
:*~
そして・・・
悩みに悩み改めて本に向かい合う
「ふむふむ…」
この本によると私は恋愛経験が少なく自分に自信がないという理由により・・・
ダメだっなんか傷つく!
でも現実を見なければ…
私は本の続きに目を通す
”この場合、ひねくれずストレートに気持ちを伝えるのが大切です”
将くんはいつもストレートです…
”さらに、恋人同士でなかなか進展しない場合、彼女や付き合うなどといった言葉を意識させるのも方法です。”
あ、朝急に彼女らしくとか言って来たのってコレなのかな?
それにしても、この本
「勉強になるなぁ…」
恋愛経験が少ないのが事実な私はこの恋の教科書に関心する
