甘やかして、私だけ







将くんからしたら私と出会ったのは、ずっと前で、


私はその時の将くん知らないけど、大分時間も経ってる…


だから、



「私、もうかわいくないかな?」




私は、少し困った顔して言う


顔とか性格とか関係なく

学生っていう看板って結構大きいし、


もはや、一種の魔法みたいなものだしね・・・




だから、私はそこ結構心配なんだよね






「…!あかねちゃん全然わかってない!!」


「うわっ!」




しばらく大人しかった将くんが急に強く私の肩を掴む




「な、なに?」



勢いがすごくて少し驚く



すると、真っすぐに私を見て



「俺がどれだけあかねちゃんのことが好きで大切か全然わかってない!」


「え…」



すると突然スイッチが入ったのか熱烈に語る


「大学生の頃のあかねちゃんはあたり前だけどかわいいよ?」


「う、うん、ありがと…」


そう言ってくれるだけでもうれしい…



「でも、二年前、再会した時、そして今現在、日々かわいくなって魅力的になっていくあかんちゃんに俺がついていけないくらいでっ……」


「将くん!まって!一回座ろうか…!」


そろそろ、熱く語ってる将くんにお店のお客さんの注目が集まりそうだから・・・




「うん、ごめん。」


将くんも状況を察し一旦座る


そして、一呼吸置き




「だから、あかねちゃんの事が好きで大切過ぎて…」




真剣な顔で私に伝える将くんに


こっちが緊張してきて、次の言葉を待つ




が、。。。








「ずっと、手が出せませんでしたぁ~・・・!!」


「へ?」





バタンとテーブルに倒れてしまった将くんを見つめる




え、あなたいま素面ですよね??