地下につながる階段を下る。 珈琲のいい香りがした。 こんな穴場があったのか! テンションが低い貴瀬の後を歩く。 やっと彼女に合わせてくれる気になったようだ。 きっと凄く可愛いのだろう。 まぁ、一度絵でみてはいるけど、実際に会ってみたかった。 貴瀬の心を掴んで離さない女性に俺の好奇心はMAXだった。