僕はうなだれていた。 理由は隣のこいつのせいだ。 「ねぇねぇー、カフェ行きたいー!」 うざい、うざすぎる。 「ねぇー、行きたい、行きたい、行きたい!」 ウルウルしながら僕を見つめるのは伊月だ。 「ねっ!行こぜ!!なっ??」 僕の彼女に会いたいと話を聞かない。