晴人がそう言ってくれるのはすごい嬉しい
けど、もしこれでほんとに病気だったら。

そう考えると、すごく怖くなってきた。

「大丈夫だって。明日香は病気じゃないよ。」 

美琴、晴人。ありがとう。

「ありがと。二人ともだーいすき!」

「学校で待ってるからな。」

「早く良くなってね!」

二人とも私を気遣って明るく振る舞ってくれてる。

その気持ちが嬉しくて、でも自分が病気かも知れないという不安で、二人が出ていってドアがしまった瞬間泣き出してしまった。