そんなキミが大嫌い

高校生、春。




春が来る度に私は思い出す。




なんだか悲しくて苦しくて…泣きたくなるような。




それは君も同じだよね。




「…瞬、行こ?」




ぼーっと空を見ていた瞬は、私の声に反応してビクッと肩を震わせる。




「…うん。」




今日は大切な日。




一生忘れない、大切な日──────