ピピピピッ ピピピピッ ピピピ…ダンッ 「だあー……起きなきゃ」 眠い目を擦りながら時計を見れば、 登校時間の丁度二時間前。 本当はもっと寝ていたいところだけど、 無理やり体を起こして洗面所に向かう。 女子高生の朝は早い。 顔を洗って、 朝ごはんを食べて、 歯磨きしたら 魔法の時間の始まりだ。