先生に連れられて教室に入った。


この学校やばいなー。みんな髪は金髪。
少数の人は違うけど。

大体同じ頭。

「じゃ、自己紹介とかしちゃって。俺帰るから。」

え、先生でしょあんた。
まぁいいんだけど…。

「どーも。転校生です。以上」

名前とか言うの面倒だし。関わらないし。
別にいいでしょ。

ってみんなの顔、やばー。すんごいアホ面


「おら、お前ら質問タイムだぞ。質問しとけば」

いや、質問タイムとかいらないんだけど。

「はーいっ!何で髪が銀いろなのー?」

あんたピンクじゃん。

「夜。映えるでしょ。」

「ありがとう!俺、柳 碧斗(ヤナギアオト)」

どーでもいい。

「席、どこ?」


「あ、待てお前名前。何ての?」

先生、早く帰れよ…。

「白嶺 姫紗羅(シラミネ キサラ)
はっきり言うから。私友達いらないし、誰ともつるむ気ないから。近づくな。」