「ふわぁーぁ…」

今日は新しい学校に通う日。
正直言ってめんどくさい。

まぁ、今から行く学校って不良が多くて有名だから目立ちはしないと思うけど


「ん…?」



校門に誰かが座り込んでいる。
それだけじゃない。

頭が真っ赤。



「関わらないほーがいっか…」

…よく見たら私と同じ学校の制服じゃん。


やばいな。あと少しで門に着くのに。





着いてしまった。

「!?…お前が転校生か。来い。」


「はぁ?どこ行くつもり?」

すると男は立ち止まって

「センコーのトコに決まってんだろ」

睨まなくてもいーじゃん。