「……恋愛感情で茉菜のこと、見られない。ごめん……」






そう言われた瞬間、頭で理解して凍り付いた






「……」






あーあ




終わっちゃった




私の恋




ここまで好きになった人、いなかったのに……




きっと、これからもそんな人いない




大好き……だったのに……






「……そっか。ありがとう、返事くれて。素直に言ってくれて嬉しかったよ。じゃあ、また明日」




「あ……!」






私は空に止められそうになる前に、その場を立ち去った




もうこんな恋、忘れるんだ




さよなら、私の初恋




また……距離が広くなっちゃった……




私に幸せな未来は……




……もう来ないんだ……