修学旅行のメンバーは、私とRとKと男子が2人の5人。
RとKとの3人でつくる最後の思い出。
このときは、Kも周りからわたしが好きなことを言われていたらしく、気付いていたらしい。
―修学旅行―
飛行機に乗って現地に着いた時は雨が降っていた。
バスでは隣がKだった。私は飛行機で酔ってしまい、
死にかけていた。Kは何度か大丈夫かと声をかけてくれた。嬉しかった。笑顔で答えることが精いっぱいだった。
それから私は、眠ってしまった。
起きたら、目的地に着いていた。なんだか視線を感じた。
私はKに寄りかかっていたようだ。たんさんの人に、
「大胆だね」とか「ラブラブだね」とか。にやにやしなごら言われた。私はKに謝った。Kは気にしなくていいよ。と言ってくれた。
私は知っていたこのときRの睨まれていたことを。