私は驚いた。いや。実際自分でも不思議なくらい、Kは私に執着しているのはわかっていた。
でも、好きだなんて言葉Kの口から出るとは考えてもいなかった。
私は泣いた。
Kは優しく撫でてくれた。
Kが私を好きになって今まで通り接してくれるのか。
なにか変わってしまうのか。
自分を好きでいてくれて嬉しい反面
不安も多かった。
その日は、ありがとうとだけ伝えて帰った。
次の日から私たちは正式に付き合い始めた。
周りのみんなもやっぱりねという感じで特に驚いてもいなかった。
私たちは、学校でいちゃついてなんども先生に怒られた。
ただ抱き合ったり、キスをしたり、えっちなことはしていなかった。し、する予定もなかった。
そして、受験期に入った。