君色コネクト

響也は横に移動しながら

「俺も手伝う。」と呟いた。

少し動揺して震えながらも「ありがとう。」

と全身全霊で呟き返し

響也とは反対方向の文字を消していく。

心拍数は加速して

耳元までだんだん赤くなる。

ちらりと響也の顔を伺うと

向こうも私の顔見た。

思わず顔を逸らして

急いで残りの文字を消していった。

あ、逸らしたから嫌われてると思われたかな

顔熱くなってるのバレたかな…?

さっきまで脳内にいなかったのに

無理矢理侵入してくる。

ダメだ、集中しないと…文字が消えない…。

それでも意識してしまう。

好きな人と作業するのはこんなにも

緊張するものなのか。