「俺は、菜々美のことが好きだから。」

花咲は目を丸くして颯人を見ていた。

私も、花咲に言わなきゃ!

「花咲。私ね、

花咲のこと、親友だと思ってた。

だから、花咲が私をうざいと

思ってたなんて知らなかった。

後でいいからさ、私のうざいところ、

教えてよ。」

「な、なんでよ!」