「染谷さんが、先月、

泣いて教室に帰ってきたぞ。

その日からずっと落ち込んでるし。

しかも颯人が昨日休んでから

ずっと悪口言われたりしてるし。

何かあったのか?」

「……。実はな…………。」

俺はケンちゃんに全てを話した。