幸せのカタチ

「あの、何かお礼をさせてください!
せっかく助けていただいたので!」


「いや、大丈夫だよ。こんなもの。それに君に傷がなくてホッとしたよ。だから、お礼なんていいよ!!」


「それはダメです。せっかく助けていただいたのにお礼をしないなんて。ダメです!
お願いします!させてください!!」



しぶとくお願いした。



「...分かったよ。じゃあ、手を貸して。」


男性は渋々私の手に電話番号を書いてくれた。