「別にいいだろ、眠いんだよ俺は」

目を擦りながら言う俺に「ちゃんと寝ろ!!」

と呆れ気味に言う翔は、まるで母親だ。

「てか、俺を起こしたってことは

なんか、話したい事でもあったのか?」

「そーそー! すっかり忘れてた!!」

そう言うなり急に距離を詰める翔。