「おーい、悠真ー」

俺を呼ぶ声がする。誰だよ、寝かせてくれ。

「起きろぉぉぉ!!」

バシンッッ!!

盛大な音と共に、俺の頭に激痛が走る。

「痛っっっ!!!おい、誰だよ!」

叩いた奴を探そうと頭を上げたら、目の前に

佐伯翔(サエキ ショウ)がいた。