あたしはよろよろと立ち上がり、ベッドに潜り込んだ。


何も考えたくなくて、そのまま目を閉じた。


そしてあたしは、いつの間にか眠りに落ちていた。










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『…泣かないで』


『俺達がずっと守っていくから』


『ほら、笑って』

『百合は笑ってる方が可愛いんだから』




『蓮…昴…』







“ありがとう”





“そばにいてくれて、ありがとう”









―ずっと、そばにいて



あたしを、置いて行かないで。





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「れ、ん…蓮…、」