葉透は1度、言葉を区切った。
本宮を見ると、もう息をしていなかった。
だけど、言葉を続けた。
「浮気相手は、警察の人間だと気付きま
した。優雨が死んだら、必ず出てくると
感じていました。予想通りあなたは来た。
浮気がバレたら困るとばかり考えていた
あなたは僕を疑おうとはしなかった。
愚かだ」
本宮を見ると、もう息をしていなかった。
だけど、言葉を続けた。
「浮気相手は、警察の人間だと気付きま
した。優雨が死んだら、必ず出てくると
感じていました。予想通りあなたは来た。
浮気がバレたら困るとばかり考えていた
あなたは僕を疑おうとはしなかった。
愚かだ」
