散る葉に降る雨

美味しそうに飲む。

と、本宮はコップを落とし苦しんだ。

苦しむ本宮を見下ろす。


「嘘、ですよね……」

本宮がうめくようになった。



「本当ですよ。妻を殺したのは僕です。
もちろん殺す気なんてなかったんです
けどね。」

葉透は悲しそうに目を伏せた。


本宮は苦しみながら葉透を見上げた。