散る葉に降る雨

「すいません。少し片付けたいのでリビング
で待っててもらえますか?」


「分かりました。」


本宮がリビングに行くのを見届けた葉透は、
コーヒーを入れ始めた。


「本宮さん、ミルクと砂糖どれぐらい
入れますか?」


「あ、すいません。1個ずつお願いします。」