また、夜に公園にでた。

時は10時半頃だった。

ベンチに座り、

やり直せる。と前を向いたあの日

教室でのクラスのみんなを思い返すと涙が出てきた。

麟華はひとりでいたいわけじゃない。

友達がほしいし、恋もしたい。

それでも友達の作り方がわからず、

溢れ出す涙を抑えることはできなかった。